訃報

 
加藤和彦さんが逝ってしまった。
ハードロックと、フォークが大好きな私なので、
和彦さんのライヴも何度か観た。
「帰ってきたヨッパライ」とか、
「あの素晴らしい愛をもう一度」とか、
一度は聴いたりしたことあると思う。
私は、幸ちゃん(坂崎幸之助)ファンなので、
幸ちゃん加入の1日限りの「ザ・フォーク・クルセダーズ」ライヴを観たり、
ユニット「和幸(KAZUKOH)」ライヴを観たり(2/28が最後)、
夏の「坂崎幸之助のフォーク村」にも何度も出演してたり。
「サディスティック・ミカ・バンド」をカエラちゃんで復活させたり、もありましたね。
スラーッと長身で、60代なのに格好良くて、
お坊ちゃん育ちだから、品が良くて、オシャレで、
ライヴでは、車が買えちゃう金額のギターを惜しげもなく使ったり、
ホントに格好良かった。
「音楽で、やるべきことがなくなった」と言う遺書があったそうだけど、
今はただ、思い出を思い出すだけで、胸が苦しいです。
幸ちゃん(坂崎)にとっては、
今年は、お父さんとキヨちゃん(忌野清志郎)を同じ日に亡くし、
交流のあった川村カオリさんも亡くし、
そして、和彦さん。
追悼コメントを読むと、これまた苦しい…。
ひとは必ず「死」と言う「縁」に出会います。
自分(私)はまだ その「縁」に遭遇していないだけで、
いつの日か その日はやってきます。
だから、日々感謝しなければいけない…
人生とは、生きることです。
自殺とは、自らを殺すことです。
自殺はしてはいけないことです。
人生をまっとうしない限り、
また次の世代で同じことを繰り返します。
どうして乗り越えられなかったのか…
「?」はたくさん残りますが、
和彦さんの命は もうありません。
ファンとしては、
ただただ、安らかにお眠りいただきたい…それだけです。
映像と音楽、今日はたくさんの和彦さんに浸りたいと思います。
R.I.P.
合掌。