大感激なのだよ…

 
 
 
1998年から12年、
ここ数年はずっとひとりで仕切っているセッション。
無事に終わって、精根尽き果てた感じです。
まだインターネットもなく、パソコン通信が主流だった一昔前、
独身者も多くて、セッションも全国で盛り上がってた頃、
一時は、70名もの参加者がいたこのセッションも
今年は36名。
でも、ひとりで仕切るには、このくらいが限界なのかな。
このセッションも、私の成長と共に、成長してきました。
10年以上も前からの音楽仲間・・・と言うにはシノビナイ先輩や、
唯一、私が「S」振りを発揮出来る(笑)、年下青年や、
毎回5名以上は参加してくれる「はじめまして」のかたがた。
そんなかたがたに支えられ、今の開催が成り立っています。
まず、日程をアンケートを取って調整し、
会場(ライヴハウス)の空いてる中から、日程を決定。
会場に合った人数で、パート毎に人数を絞って募る。
同時に、曲をエントリーしてもらい、参加者の便乗を募る。
募集パートが全部揃えば、その曲は、当日演奏確定。
コアな曲だったり、音源が探せなかったりする曲だと、
募集パートに便乗がつかない。
そんな、演奏確定曲が無い人達を調整しながら、
「全員2曲以上を演奏してもらうこと」を前提に進行。
30名前後だと、大体20曲くらいかな~。
大勢参加して欲しいけど、そうなると曲数も増える。
会場のレンタル時間の中での時間の配分や、曲順決めも困難になり、
演奏が確定してない人も増える。
たまに、
どうして自分の時間を割いてまで、
こんなことをやってるんだろ~。
反応もしてくれない人に、
何度もメールを入れたりして、
「私だって、死ぬほど忙しいんじゃ!」って凹んだり…
でも、好きみたい。
みんなで集まって、
一緒に演奏して、
野次を飛ばし合って(笑)、
美味しいお酒を呑んで・・・
この日を迎えるまで、
いろんなものを削ぎ取られるけど(笑)
この日に、一気に回収出来るんだよね。
当日の司会進行なんて、苦手だよ(笑)
誰かに代わって欲しいよ(笑)
もっと上手い人が、いっぱいいるんだろうけど・・・
1年に1度くらいは、
こう言う日が(こう言う期間が)あってもいいんだよね。
いろんなものや、いろんなことや、いろんなひとに
感謝する日。
当日までは、凹んだり、愚痴ったりしてても、
当日を迎えたら、ひとりで仕切ってるなんて、思わないもの。
みんなの支えがあってこそ、12年もやってこれてる企画。
数年前のセッション前に、
参加者のひとりが亡くなって、
それを誰も知らずにいて、、、、と言う悲しいことがありました。
ネットの世界って、そうなんだよ。
家族ぐるみじゃなく、ひとりで参加していると、
顔は知っていても、
住んでるところを知らなかったり、
本名を知らなかったり、
ご遺族が(こちらの)存在を知らなかったり、
だから、亡くなったことを知らされなかったり。。。
あの日以来、ネットの中で生きていくってことの現実を見直して、
お互いに健康に注意して、
みんなと「また来年も」って約束をして、生きていく。
そんな同窓会的なセッションに変わったのも事実。
もちろん、初参加の人は、そんなことは知らないわけで・・・
楽しくなくっちゃいけないし。
それぞれが、
いろんな想いや、
思い入れや、思い出や、
支えようとしてくれる気持ちを持っていてくれるからこそ
精魂尽き果ててる今(笑)
(ほんと、ヘトヘトなのだ…)
「また来年もやろう」って思えるし。
今年もたくさんの笑顔に出会えました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
幸せです。
全19曲、オンタイムで完奏出来、
トラブルと言うトラブルもなく、
美味しいお酒が飲めたことを幹事として誇りに思います。
また来年開催するためには、
健康で生きていかなければなりません。
それが、みんなとの約束。
すべての人に・・・ありがとう。