Toshiki Kadomatsu Cover Band

今まで、こんなにも聴いた事がなかったアーティストです(すんません)。
っつーか、角松敏生と言うと、どうしても他の人の楽曲(中山美穂とか)が頭に浮かんでしまう始末。
そんな私が、今年の5月に角松敏生のコピーバンドに加入して、むちゃくちゃ聴いている…と言うより、聴かずにはいられないんだけど。
昔から「ハモる」事が好きだったワタシ。
学生時代の音楽の時間や、合唱コンクールとかでも、必ずハモリパートを選んでいた。っつーか、高い声が出なかっただけなんだけど。
ALFEEカバーバンドでもハモるのが大好き。
あの3人のハモリパートはとってもやり甲斐があるので大好き。
もしかしたら、鍵盤パートよりも好きかも知れないです(滝汗)
(ほら、鍵盤弾きたいバンドは「JOURNEY」と「SHOW-YA」ですから…私。)
そんな私が、角松敏生コピーバンドで担当するのはコーラスパートです。
多分、お誘いを受けたのが鍵盤だったら「絶対」やってなかっただろうな~。あの鍵盤はかなり…ムズいですョ。
だから、そんな鍵盤パートをやってのけてるメンバーを尊敬しています(←ここ重要!)


そうそう。豪華ですよ。このバンド。
ボーカル、コーラス×2、ギター、ベース、鍵盤×2、ブラス×2、ドラムの計10名。
いやぁ、個性豊かな人達ばかりで、とっても面白いです♪
最初は「ごっついお兄さん(にしておきます!)ばかりだなぁ~」って思って、壁のように感じていたんだけど(笑)
回を重ねる度に、面白ポイントを発見出来て、その場に居られる事が楽しくて仕方ないです。
見学を兼ねて参加した時に直感した「この中に混ざりたい!」通り、動物的な勘で素直に行動して良かったって思ってます。
っつーか、実は今頃面白くなってきたんですけどね^^;
毎週リハやりたいぐらいよ!! ねぇねぇ!!(誰)
でも、そんな私にも「1度だけ」やめようかと思った時もあったのです。
あはははは・・・。カミングアウツ!!
それは8月でした。
何をどうしても思うようにいかなくて、歌えなくて、自己嫌悪の固まりで、他のメンバーと比較して凹んで…。
身体とココロが別々のところに存在してて、そんな自分を毎日見てる中、何が前進だ!何が練習だ!って思ってた。
8/19の日記にも書いたけど、大体さ~、5月から聴き始めた私が、すぐに角松ワールドに馴染めるわけはなく。
今まで鍵盤弾きながらのコーラスしかしたことない私が、すぐにコーラスで歌えるわけはなく。
周りはファン歴20年とか言うツワモノばかり。かなうわけないよねぇ。
あぁ、あぁ、今思えば自意識過剰でしたよ、えぇ^^;
でも上を望んでしまうのが私。
最初に「こうありたい」と言う最終形を見てしまう為、そこまで昇りつけずにいると、どうしても不安定になってしまいます。
一歩でも進めていればいいんだけど、それも出来ずに立ち止まってるとダメなんです。
・・・やっぱり止まったら死ぬんだな、アタシは(笑)
私、こう見えて「好奇心・向上心・忠誠心」は自慢なんです!!(ぷ)
でも、どれもなくなってたな~。あの頃は。
そして迎えた8月のリハ
前日、気が付くと「どうやって休もうか」とか、「紹介してくれた友達には悪いけど、ごめんなさいって謝って、抜けたら楽になるだろうか」とか、色々と布団の中で考えている自分がいました。
そして・・・携帯メールに手を伸ばしている自分も。
あの日はなかなか眠れずに悶々としてたっけ。
逃げるのが何よりも嫌いで、壁があれば傷付いてでもぶつかっていく私なのに、この時ばかりはそんな気はまったくなかった。
どうやって逃げるか(休むか)を考えてた。
でも結局、お休みメールは出さず、当日、時間通りにリハへ向かった。
到着して、普通に挨拶したつもりが「いつもと顔付きが違う」ことを見抜かれていたらしい。
(これ↑つい最近聞きました。)
ははは・・・見てる人は見ているもんですな(汗)
その日は、コーラスパートの2人がメインで歌うソロ曲の練習日。
もちろん何回も歌わされるわけです^^;
ボロボロでした。声と言うより、体力的に・・・。
2人のソロ曲の練習が終わった後、残りの曲を流して練習しました。
その時、見せ付けられたのが、ボーカリストの声量・姿勢・体力 and more…。
一気に奈落の底へ突き落とされた感じでした。
「うだうだ悩んでんじゃねー!」って、身をもって教えられた気がしました(涙)
帰宅後、他のメンバーからもメールもらっちゃったりしました。
別にそんなにコワイ顔してたわけでもないと思うし、この日はぐちょんぐちょんになったお蔭で「初めて」楽しいリハだったんです。
でも、皆、見てるんですね~(汗)
逆に有り難かったです。この日の私にとっては、とっても救われたのです。
そんなメンバーの居るバンドに自分が所属している事が誇らしかった。(ちょっとオーバー?)
こんなにも素敵なメンバーの居るバンドに対して、自分が出来ることは何か?
角松を好きになることでも、歌がうまくなることでも無いと実感しました。
私、自分のこと大嫌いです。
自分の弱いとこすべてが嫌いです。
でもそれは自分を見つめ直してないと言うこと=逃げてたのと同じことなんだってのに気付いて(遅せぇーよ!)、そこからやらねばならない事がいっぱい出てきて、大変な騒ぎ(自分の中で)となったのです。
とあるバンドのギタリストは「俺、自分のこと大好き。いつもスタジオで鏡見ながら、俺ってカッコイーって思ってるよ」と言います。
この精神、ある意味うらやましいです。
私はそこに至ってない・・・
だから、私がステージに立つと「シラーッとした顔で演奏する」とか「泣きそうな顔して弾いている」とか言われるんだよな(苦笑)
とぉーっても楽しいのに、自分を好きじゃなかったら、見てる人に伝わるわけないよ・・・。
1月のLIVEまでに間に合うかな?
せめて「見てたらこっちまで楽しくなってきたよ」って言われるようになりたい。
これって、そんなに大きな目標じゃないよね?(笑)


2 Comments

  1. ★たんちゃん(でいいですか?)
    うわぁー、インストものをやってらしたのですねぇ。そんなに違いますか?
    あー、でも、インスト系は楽器隊でメロを奏でるわけだから、歌がある曲は単純に感じてしまうんでしょうね…。
    >敷居が低く感じられた
    …あぁ、そうなのかなぁ。
    でも「下手でも我慢してくれる、少しずつでも上達するのを待っていてくれる」ってのは、私もどこかで感じてたのかも知れないです。
    だから気負いなく入ってしまった・・・そんな私も・・・バカだったのでしょうか?(汗)

  2. うふふ、実は私もこのメンバーに出会うまで角松を知りませんでした(汗)
    実は歌もの、特にJPOPが苦手(うっ、これってカミングアウトかぁ)で、ジャズ、フュージョン、ラテン系のインストが好きだった私からすると歌ものってどうしても単調に感じて、さてさてどう演奏すればよいものやら???ってな感じでしたよ(笑)
    しかも鍵盤はど素人のくせにキーボードで加入するなんて、いい根性でしょ、うふふ(笑)
    それだけ敷居が低く感じられたんですよ、いい意味での敷居が…下手でも我慢してくれる、少しずつでも上達するのを待っていてくれると…そう信じた私が…バカだった(あれっ?…冗談ですよ、冗談(笑))
    何はともあれ、良かったですね!吹っ切れて!

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