今日、ドライブがてら、藤沢まで墓参りに行って来ました。
爺ちゃん、婆ちゃん、伯父さんが眠ってます。
もう戻ってきてたかな。
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子供の頃、迎え盆になると、婆ちゃんと妹と一緒に、キュウリの馬・ナスの牛を作って、残ったおがらを玄関前で焚いて、爺ちゃんを迎えました。
おがらからロウソクに火を移して、家の中の仏壇に立て、「お爺ちゃんお帰り」と言って、線香をともしました。
昔は、ナスやキュウリの足にする為に おがら を刺す行為を、妹と取り合いしたものです(笑)。
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送り盆は、仏壇でロウソクに火を点け線香をあげてから、それを玄関前まで持って行って、おがら に火を点け、「お爺ちゃん、ばいばい。また来年ね~」と言いながら、婆ちゃんと消えゆく火をいつまでも見ていました。
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大きくなってから知ったことですが、迎える時は「キュウリの馬」に乗って、速く帰って来てもらい、送る時は「ナスの牛」に乗って、(名残惜しいから)ゆっくり帰ってもらうんだそうです。
帰り道の今、思い出しながら携帯打ってたら、泣けてきちゃった。
だからおしまい。
婆ちゃん、ばいばい。
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★なおすけ
うん。ちゃんと意味があるんだよ。
でも、おじいちゃん・おばあちゃんが居ないとやらないかもね。
私も、ナスの牛・キュウリの馬って知ったのは、大きくなってからだから。
意味があることも、小さい頃はもちろん知らずにやってました(笑)
うちはきちんとした儀式(?)をあまりしない家だったので、
子供の頃から、人の家の玄関先にある、砂を固めた階段つきの台座に、茄子や胡瓜の馬が置いてあるの見て、
『なんだこれ?』って思ってたの(笑)
そうそう意味があったのね~