偲ぶ会

 
だいぶ経ってしまったけど、
先日、家族の次にたいせつな人の「偲ぶ会」に出席してきました。
私達夫婦にとっては、
17年前の結婚披露宴をプロデュースしてくれた人ですが、
ご本人自体もミュージシャンで、
若い頃から外国で活躍されてたかた。
4年前には、天王洲 銀河劇場(旧アートスフィア)で唄う私のボイトレをしてくださって、
凹みまくってた私に、「音楽に携わることの楽しさ」を思い出させてくれたかた。
逆に、私は、PCを教えたり…
本当に、たいせつなことをたくさん教えてくださったかたです。
それこそ、たくさんの有名人が集まってくる場にも呼んでいただいたりして…
当時、20代前半の私は、きらびやかな世界に、目を輝かせてばかりでした。
先日の偲ぶ会では、それこそ、俳優、ジャズ歌手、演歌歌手、ジャズミュージシャン、政界…
様々な業界から、出席されてました。
故人の思い出を語り、みんなで笑い話に花を咲かせてました。
この数年は、たいせつなかたが他界されてゆく…
その度に、胸が締め付けられる。
そう言う別れの縁が訪れる度に、
自分は生かされてるんだってことへの感謝と、
自分が他界して、そのかたと再会する時に、恥ずかしくないように生きなくちゃと言う自戒の念と、
自分もその縁に近付いてるんだ…と言う覚悟が湧いてきます。
先日も、ラウドネスの樋口っつぁんの追悼ライヴがあった。
やっぱり、1年経ったって、泣くものですね。
…婆ちゃんの法事では、もう17回忌過ぎてるのに、毎回泣いてるしね(笑)
精一杯、生きるしかないス。
運が良ければ、あと20年、生きられるかどうかなんだから…。
「生きた証」をたくさん残さなくちゃね。